2015年07月16日
岩塩を多く含むサプリメントは安全か?週刊新潮の指摘
週刊新潮7月23日号で、がんになりやすい食品の例が取り上げられています。

がんになるのはどっち? 週刊新潮7月23日号より

同上記事本文より
水素水の効用は、ここ数年で人や動物で検証され多数の論文が発表されています。水素を体内に取り入れる食品として大きく二つ、水素水と水素サプリメントがあります。水素水は、その名の通り水素分子を含んだ水、水素サプリメントは体内に入ってから水素を発生する違いがあります。
さらに、水素サプリメントの主原料をみると、大きく二つに分けられます。サンゴカルシウム系と岩塩によるものです。
新しい食品表示基準(2015年3月)によると、原材料は製造時の配合割合に従って順に表示すると決められています。したがって成分表示の一番目に書いてあるものが、もっとも多く含まれます。
サンゴカルシウムは、食品としてカルシウムに分類され、一日の推奨量は15-29歳男子で800mg、15-70歳以上女性では650mg(日本人の食事摂取基準 2015年版)です。岩塩は、食品の分類としてナトリウムになります。ナトリウムの食事摂取基準は、推定平均必要量は成人の男女とも600mg/日、食塩相当量1.5g/日です。
ここで問題となるのは、塩分を主原料とするサプリメントは安全かどうかです。

原材料名
精製岩塩、イノシトール、酸化Mg、HPMC、ステアリン酸Ca、着色料(酸化チタン)
栄養表示成分
2カプセル(400mg) 当たり
エネルギー:0.65kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0.16g
ナトリウム:0mg
マグネシウム:78.3mg
(注:主成分が岩塩であるのに、ナトリウムが0mgとは整合性に疑問がある)
2015年3月に公表された『機能性表示食品の届出等に関するガイドライン』には、健康増進法施行規則で定める栄養素(脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類(単糖類又は二糖類であって、糖アルコールでないものに限る。)、ナトリウム)の過剰な摂取につながるもの は、機能性表示の対象としないと書かれています。
また、厚生労働省は「日本人の塩分摂取量は、平均で1日11~12gくらいだから、高血圧の人は半分近くに減らさなければならない」と、呼びかけています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html
これら行政による二つの注意喚起を総合すると、わざわざ塩分を摂取することになるサプリメントは、積極的に勧められるものではありません。水素が体にいいのは良いとしても、それ以上に塩分を取りすぎるリスクがあります。少なくとも、塩分の過剰な摂取の可能性と安全性について、製品レベルで検証された表示はありません。またリスクについての説明文も表示されていません。
※ 例で示したサプリメントは、直ちに悪影響があるとは限りません。利用者が、そうしたリスクを承知の上なら問題はないでしょう。

がんになるのはどっち? 週刊新潮7月23日号より

同上記事本文より
水素水の効用は、ここ数年で人や動物で検証され多数の論文が発表されています。水素を体内に取り入れる食品として大きく二つ、水素水と水素サプリメントがあります。水素水は、その名の通り水素分子を含んだ水、水素サプリメントは体内に入ってから水素を発生する違いがあります。
さらに、水素サプリメントの主原料をみると、大きく二つに分けられます。サンゴカルシウム系と岩塩によるものです。
新しい食品表示基準(2015年3月)によると、原材料は製造時の配合割合に従って順に表示すると決められています。したがって成分表示の一番目に書いてあるものが、もっとも多く含まれます。
サンゴカルシウムは、食品としてカルシウムに分類され、一日の推奨量は15-29歳男子で800mg、15-70歳以上女性では650mg(日本人の食事摂取基準 2015年版)です。岩塩は、食品の分類としてナトリウムになります。ナトリウムの食事摂取基準は、推定平均必要量は成人の男女とも600mg/日、食塩相当量1.5g/日です。
ここで問題となるのは、塩分を主原料とするサプリメントは安全かどうかです。

原材料名
精製岩塩、イノシトール、酸化Mg、HPMC、ステアリン酸Ca、着色料(酸化チタン)
栄養表示成分
2カプセル(400mg) 当たり
エネルギー:0.65kcal
たんぱく質:0g
脂質:0g
炭水化物:0.16g
ナトリウム:0mg
マグネシウム:78.3mg
(注:主成分が岩塩であるのに、ナトリウムが0mgとは整合性に疑問がある)
2015年3月に公表された『機能性表示食品の届出等に関するガイドライン』には、健康増進法施行規則で定める栄養素(脂質、飽和脂肪酸、コレステロール、糖類(単糖類又は二糖類であって、糖アルコールでないものに限る。)、ナトリウム)の過剰な摂取につながるもの は、機能性表示の対象としないと書かれています。
また、厚生労働省は「日本人の塩分摂取量は、平均で1日11~12gくらいだから、高血圧の人は半分近くに減らさなければならない」と、呼びかけています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/seikatu/kouketuatu/meal.html
これら行政による二つの注意喚起を総合すると、わざわざ塩分を摂取することになるサプリメントは、積極的に勧められるものではありません。水素が体にいいのは良いとしても、それ以上に塩分を取りすぎるリスクがあります。少なくとも、塩分の過剰な摂取の可能性と安全性について、製品レベルで検証された表示はありません。またリスクについての説明文も表示されていません。
※ 例で示したサプリメントは、直ちに悪影響があるとは限りません。利用者が、そうしたリスクを承知の上なら問題はないでしょう。
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Posted by suiso at 01:34
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